原田秀雄の不動産情報その24
原田秀雄の不動産情報24回目です。
本日も不動産情報を発信していきたいと思います!
フリーレントとは?メリットやデメリット!【意味や仕組み】 | お部屋探し初心者向けのコツや知識まとめ|Rooch(ルーチ)
フリーレントとは何なのか、フリーレントのメリット・デメリットなど、フリーレントの仕組みを一から理解して、賢くお得に借りられるように知識をつけていきましょう。
フリーレントとは?
フリーレントとは「無料で借りる」という意味で、入居後1〜3ヶ月程度の家賃を無料とする契約形態です。具体例を用いて説明します。
http://home.adpark.co.jp/contents/freerent/
例えば、家賃10万円の賃貸マンションを2年間(24ヶ月)で借りたとき、家賃総額は10万円×24ヶ月で計240万円となります。これが入居後1ヶ月のフリーレントならば、家賃総額は10万円×23ヶ月で230万円となります。
フリーレントになった10万円を24ヶ月で割ると、1ヶ月あたり4166円お得になります。つまり、1ヶ月あたりの家賃が約9万6千円になったとも例えられます。
しかし「家賃の支払いが免除されるの?やった!」と素直に喜べる反面、実際はデメリットもいくつかあります。
フリーレントを利用するときのデメリット
フリーレントの説明をして、借り手側のメリットは、初期費用が安く抑えられることとお分かりになったかと思いますが、すべて楽観視していいというわけではありません。以下のようなデメリットがあります。
途中解約すると違約金を請求される
フリーレント契約では、仮に期間内に解約した場合に違約金の請求や、フリーレント期間相当分の賃料支払いなどを求められます。
フリーレントは定期契約
フリーレントの期間だけ住まれて出て行かれたら、大家さんの収入が無いのと同じですので、簡単に退去させないような抑止力として、一定期間住むことを契約させているのです。つまり、フリーレント契約すると、簡単には転居できないという事です。
フリーレントで管理費・共益費はお得にならない
たまに勘違いされる方がいるので、念のためお伝えしますが、フリーレントはあくまで「家賃を無料とする契約形態」です。その他の「管理費」「共益費」などは変わらず発生します。
大家がわざわざフリーレントにするメリットって?
大家さん側は収入が減るだけに思えますが、大家さんにもちゃんとメリットがあります。
大家さんにとって賃貸物件の空室があるのは悩みの種です。どうにかして部屋を借りてほしいと思っています。
単純に空室を早く埋めるのであれば、毎月の家賃を下げるほうが手っ取り早いですが、既に入居している住人から「私の賃料も下げてくれ」という不平が出ることも考えられます。
そこでフリーレントが効果的なのです。フリーレントであれば表面上の賃料はそのままで、実質的に入居者の賃料を抑えてあげることができます。
数ヵ月分の家賃収入の損失はあるものの、既存住人から不平や値下げ要求をされる心配もなく、敷金・礼金などを無くさなくても入居率を上げられるのことがメリットになります。
フリーレント物件はなかなか紹介されない
フリーレント物件は、不動産屋で探せますが、なかなか街の不動産屋では紹介してくれないのが現状です。理由は、フリーレント物件には、私達借り手側が契約した際に、大家から不動産屋に払われる「広告料」が無いことが多いからです。
大家さんもフリーレントにすることで、収入が少し減るので、不動産屋に広告料を払う余裕がないのです。広告料がないなら、不動産屋も、広告料があるお部屋を紹介した方が利益になると考えるので、なかなか紹介してくれないのです。
一定期間はそこに住むという確定したものがあれば、フリーレントは利用する側にとってメリットが大きいですね!
フリーレントを探したい場合はいろんなアプリも出ているようなので、そこで探すのもいいかもしれませんね!
原田秀雄の不動産情報でした。