原田秀雄の日常日記

原田秀雄の日常日記です

原田秀雄の不動産情報その10

原田秀雄です。

本日も不動産情報についてなるほどと思う記事があったので共有します!

退去の時の掃除をすればクリーニング代は安くなる?

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退去時に大掃除をしたからといってクリーニング代が安くなるわけではない?

引っ越しともなれば荷物の搬出をして不動産会社や大家さんに立会いをして傷や汚れの状態を確認してもらって退去をすることになるのはみなさん周知の事実。

退去時にクリーニング代や清掃費という名目で一人暮らし用の1K程度であれば25,000円から40,000程度の金額が取られるかと思うのですが、これはどれだけ掃除をしようとも変わらない金額なのです。

 

1.大家さんと打ち合わせ
退去後に部屋の方向性を大家さんと管理会社で打ち合わせをします。
設備などのリフォームをするのか、このままクリーニングして次に貸し出すのか、取り替えるものはないのか、家賃は適正なのか?といった見直しですね。
もちろんリフォーム代金は大家さん負担です。
入居者が故意に壊した箇所があれば、それは入居者負担。

2.クリーニング
クリーニングして次に貸し出す場合は清掃業者が入って掃除をします。
水回り、油汚れ、ホコリ、壁紙、エアコンなどをくまなく掃除していきます。
大手ハウスメーカーや大手の管理会社の物件であれば、床材にワックスをかけるところまで行うところもあります。この費用がクリーニング代です。また、前の入居者が出た後は綺麗だろうと汚かろうと壁紙を張り替えるというところもあります。次の入居者からすると、とても嬉しいですね。デメリットしては一定の会社の基準で一連の工程を行っているのでクリーニング費用や管理費用が高めの物件が多いです。

最近は管理を会社にまかせていることが多いので数はあまりないのですが、古い物件の場合や大家さんがそのまま管理しているような物件だと、大家さん自らが掃除をする場合もあります。

 

綺麗でも汚くてもプロ基準で掃除をする

前述したように、ホコリがあろうとなかろうとクリーニング業者がやる仕事は変わりません。
上の方から下の方に向かって掃除をして、最後は床を掃除するのです。シンクにカルキの跡が残らないようにするレベルで掃除をしている会社もあります。(なので内見で水を出してはいけません。)
ですので、ホコリがあってもなくてもクリーニング職人さんの人件費はかかるのです。


クリーニング職人さんも大変
職人の世界は仕事が楽になったからといって給料が安くなるわけではありません。
1m2◯◯円という単価で見積もりをたてて仕事をしています。
一人暮らしの1Kであれば数時間で一部屋を終わらせて一日のうちに数件まわらなければいけません。

通常使用の範囲であればクリーニング代のみ

掃除をしてもしなくてもクリーニング代金は変わらないという話をしましたが、これはあくまでも通常使用の範囲においての話です。

通常の使用の範囲を超えてしまった場合だと敷金から費用がひかれてしまいます。

掃除はしなくてもいいとはいったものの、普段からあまりにも手入れをしなかったためにクリーニングよりも交換したほうが早いという判断になれば費用はかかってきてしまいます。そういう意味では日頃からきちんと手入れをしておく必要があります。(これがけっこう大変ではありますが。)

拭きあげたり磨き上げる必要は一切ありませんが、お世話になった部屋に対するお礼や、立会いの時に管理会社の人が見た時の印象を考えると最低限のお掃除はしておきたいですね。

なるほど。

今まで安くなるもんだと一生懸命掃除してました^^;

そういう事ではないんですね!

ただ、引き渡すときは最低限のお掃除して出ようと思いました。

 

以上、原田秀雄でした